堀切川先生今日の名言
「機械工学は”機械の”工学ではない」
機械工学は英語の「Mechanical Engineering」を訳したものだが、これは直訳すれば”力学の”工学である。それを先人が間違って機械工学と訳したらしい。機械のための力学という狭い範囲の学問ではなく、本当は”(古典)力学に基礎を置く”工学という実に広範な範囲にわたる学問であるという。確かに工学部機械・知能系で学ぶのは材料力学、振動工学、熱力学、流体力学といったものが代表的だが、これらの応用範囲は広く、決して機械だけにとどまらないというのは分かるなあ。
「材料力学が得意な奴は馬鹿である」
誤解を招きそうな表現であるが、実際におっしゃったのである。例えばσ= εEの超基本的な式にしても、なんでそういう関係が成り立つのかは明らかにされておらず、曖昧な記述で済ませてあるため、厳密に理解しようとしても分からないものだという。材料力学にはそういう所が多い。それを分かったとか得意だとかぬかす奴は頭が悪いってさ。材料力学と振動力学はあわせて固体力学と呼ばれるが、固体力学に含まれる弾性学を勉強することで初めて材料力学は理解できるとおっしゃっていた。
「ガラスを固体だというのは機械屋、粘性流体だというのは化学屋」
機械屋が学ばないという「レオロジー」(おれも今日はじめて知った)を化学屋特に高分子関係の人が学ぶことが多いのだという。日本語でいうと粘弾性学。水あめを例にとると、特に何もしなくても水あめは形はすぐには崩れないが、時間がたつと特に力を加えずとも徐々に崩れる。こういうのを”変形に時間依存性がある”というのだそうだが、これはガラスにもいえて、ガラスは非常に硬い水あめのようなものであり、時間がたてば(10000年くらいで)、変形する。よってガラスは粘性流体である。これが化学屋の言い分。機械屋は固体と主張する。出世するのは当然機械屋だってさ。そりゃあ10000年とか馬鹿なこと言い出したら出世するわけないが、これに限らずとも会社などでつまらない理屈をこねまわすと相手にされないから気をつけろともおっしゃっていた。
「肩たたき(会社で上司に肩をたたかれること)には2種類ある。下請けに飛ばされるのが普通の肩たたき、何もないところで一から任されるのがエリートの肩たたき」
会社から放出されるところは同じだが、エリートは今までなかったところに会社を興したり、小さな会社を発展させていったりする(荒野を開墾していくようなものか)。そしてその会社が十分大きくなったらまた元の会社に戻って副社長なりの重要な役職に就くのだという。豊田織機も肩をたたかれたエリート達が豊田自動車をつくり、大きくさせていった。そのうちに子会社が親会社を追い抜いた。周知のとおりのTOYOTAである。このようにエリートの肩たたきとは左遷されることではなく、その能力の高さを見込んだ上司から会社の発展のために重要な任務を任されることである。対して普通の肩たたきは使えない奴を子会社、孫会社という風に末端に島流しすることである。
他にもいろいろあったが忘れちまいました。
今日の雑談は講義の4分の3くらいでした。講義ノートを見返してもそのほとんどが雑談のメモだし。堀切川先生いわく、社会に出て大学の講義を思い出すかと言えば思い出すわけがない。だが、雑談の内容は覚えているものだ。雑談こそが重要なのである。
「機械工学は”機械の”工学ではない」
機械工学は英語の「Mechanical Engineering」を訳したものだが、これは直訳すれば”力学の”工学である。それを先人が間違って機械工学と訳したらしい。機械のための力学という狭い範囲の学問ではなく、本当は”(古典)力学に基礎を置く”工学という実に広範な範囲にわたる学問であるという。確かに工学部機械・知能系で学ぶのは材料力学、振動工学、熱力学、流体力学といったものが代表的だが、これらの応用範囲は広く、決して機械だけにとどまらないというのは分かるなあ。
「材料力学が得意な奴は馬鹿である」
誤解を招きそうな表現であるが、実際におっしゃったのである。例えばσ= εEの超基本的な式にしても、なんでそういう関係が成り立つのかは明らかにされておらず、曖昧な記述で済ませてあるため、厳密に理解しようとしても分からないものだという。材料力学にはそういう所が多い。それを分かったとか得意だとかぬかす奴は頭が悪いってさ。材料力学と振動力学はあわせて固体力学と呼ばれるが、固体力学に含まれる弾性学を勉強することで初めて材料力学は理解できるとおっしゃっていた。
「ガラスを固体だというのは機械屋、粘性流体だというのは化学屋」
機械屋が学ばないという「レオロジー」(おれも今日はじめて知った)を化学屋特に高分子関係の人が学ぶことが多いのだという。日本語でいうと粘弾性学。水あめを例にとると、特に何もしなくても水あめは形はすぐには崩れないが、時間がたつと特に力を加えずとも徐々に崩れる。こういうのを”変形に時間依存性がある”というのだそうだが、これはガラスにもいえて、ガラスは非常に硬い水あめのようなものであり、時間がたてば(10000年くらいで)、変形する。よってガラスは粘性流体である。これが化学屋の言い分。機械屋は固体と主張する。出世するのは当然機械屋だってさ。そりゃあ10000年とか馬鹿なこと言い出したら出世するわけないが、これに限らずとも会社などでつまらない理屈をこねまわすと相手にされないから気をつけろともおっしゃっていた。
「肩たたき(会社で上司に肩をたたかれること)には2種類ある。下請けに飛ばされるのが普通の肩たたき、何もないところで一から任されるのがエリートの肩たたき」
会社から放出されるところは同じだが、エリートは今までなかったところに会社を興したり、小さな会社を発展させていったりする(荒野を開墾していくようなものか)。そしてその会社が十分大きくなったらまた元の会社に戻って副社長なりの重要な役職に就くのだという。豊田織機も肩をたたかれたエリート達が豊田自動車をつくり、大きくさせていった。そのうちに子会社が親会社を追い抜いた。周知のとおりのTOYOTAである。このようにエリートの肩たたきとは左遷されることではなく、その能力の高さを見込んだ上司から会社の発展のために重要な任務を任されることである。対して普通の肩たたきは使えない奴を子会社、孫会社という風に末端に島流しすることである。
他にもいろいろあったが忘れちまいました。
今日の雑談は講義の4分の3くらいでした。講義ノートを見返してもそのほとんどが雑談のメモだし。堀切川先生いわく、社会に出て大学の講義を思い出すかと言えば思い出すわけがない。だが、雑談の内容は覚えているものだ。雑談こそが重要なのである。
この記事へのコメント
たしかに先生の雑談は社会にでて役に立つことが多い。
大学も雑学科を作ったりしないだろうか?
大学も雑学科を作ったりしないだろうか?
2006/06/16(金) 00:29:48 | URL | 仏 #-[ 編集]
おもしろそう。けど雑談してくれる先生ってなかなかいないのが難点だなー。
2006/06/16(金) 12:04:52 | URL | イチロー #-[ 編集]
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収し、人体に影響の少ない赤外線や可視光線などのエネルギーに変換して放出する物の事を言います http://fascist4.victoriaclippermagazine.com/
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